『WHOIS情報について』

こんにちは。

アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

今回はWHOIS情報についてご紹介します。

WHOIS とは

ホームページを運用する際に必要となるのがドメインです。

ドメインについては以前のメールマガジン記事がありますのでご確認ください。

過去記事はこちら→『ドメインについて』

ドメインを取得する際には「所有者は誰なのか」や、「所有者の住所・連絡先」などの情報を登録する必要があります。

ドメインに登録されている情報を誰でも検索できる仕組みのことを「WHOIS」と言います。

 

※WHOIS検索用サイトのイメージ

この「WHOIS」を使って取得できる情報ということからドメインに登録されている情報を「WHOIS情報」とも呼ぶことも多いです。

WHOIS情報はインターネットユーザーが誰でも検索できるようになっており、

すべてのドメインには「WHOIS情報」を開示するよう、ICANNにより定められています。

知っておきたい用語

ICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)

インターネット全体のドメイン名やIPアドレスを管理・調整している民間の非営利組織です。

レジストラ

登録者からドメイン名の登録申請を受け付け、その登録データをレジストリのデータベースに登録する機関です。

レジストリ

登録ドメイン名のデータベースを維持管理する機関です。

WHOIS情報の見方

例:【~.com】の場合(ドメインの種類によって内容が異なります。)

※情報を伏せるため、画像を加工しています。

1.状態・・・使用可能な状態「OK」になっている時のみ、移管が可能です。(上記画像では移管禁止になっています。)

使用可能 OK
移管禁止 clientTransferProhibited
ドメイン名廃止
削除禁止
clientDeleteProhibited
廃止処理中 pendingDelete
移管(転出)処理中 pendingTransfer

※「移管禁止」となっている場合は、ドメインにロックが掛けられていたり、前回の移管や登録から十分な日数が経っていないケースなどが考えられます。

 

2.レジストラ・・・これらの登録データをレジストリのデータベースに登録する機関を表しています

ドメイン移管手続きの注意点

先述のWHOIS情報は、ドメインを移管する手続きの中でも確認が必要となります。

ドメインを移管する際には、移管先業者から移管元業者へドメインの移管申請が送られます。

この時、住所や連絡先(電話番号・FAX)などの詳細情報がきちんと登録されていない場合は移管申請が差し戻されることがありますので

事前に登録情報の確認をしておく必要があります。

基本は、ドメイン移管申請があった際に、WHOIS情報の登録者メールアドレスに承認確認メールが送信されます。

WHOIS情報の登録者メールアドレスが以前にやり取りしていた業者のメールアドレスになっていて、承認されず申請期限切れとなり差し戻しになるケースも多いです。

多くのドメインの場合、ドメインの管理画面からWHOIS情報の変更手続きが可能ですので、正しい情報になっていることを確認しておきましょう。

WHOIS情報公開代行

ドメインを新規取得する際、「WHOIS情報公開代行」の有無を選択できます。

これはWHOIS情報に、ドメインを取得する業者側の情報を使用することができるサービスです。

上記のようにWHOIS情報は、すべてのインターネットユーザーが検索できるため、場合によっては個人・会社の情報を公開することになります。

それらの情報を公開せずにドメインを取得できるのが、WHOIS情報公開代行です。

 

※ant2のWHOIS情報公開代行ではバリュードメインの情報を登録します。

※WHOIS情報公開代行を利用せず、サイト運営者の情報を登録する場合は約2週間後にドメイン会社より、登録確認の通知が入りますので処理を忘れないようにしましょう。

 

今回はWHOIS情報についてご紹介しました。

今後もWEB制作に役立つ情報を発信させていただきます!

ant2 CMSでは新規取得のドメイン、現在使用中のドメイン、どちらでも利用可能ですので、ぜひご検討ください。