モバイルフレンドリー対策の必要性(スマホ対応)

2015.06.05

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さて、今回お伝えしたいテーマは、
『モバイルフレンドリー対策の必要性(スマホ対応)』
です。

Googleは、2015年2月27日にモバイルユーザーのユーザビリティを重要視した、下記の重大な発表を行いました。

【重要】
Googleは、スマホ対応をしているかどうかをモバイル検索のランキング要因として
2015年4月21日から使用していく。

Googleが発表したこの変更は、サイト制作や現在のウェブサイトの在り方にも大きな影響を与えることになります。
今回は、この発表に対する対策についてご紹介してまいります。

日本の検索エンジンシェアについて

検索エンジンでは、Googleが世界的にトップのシェアを有していますが、日本の検索エンジンのシェアを確認してみましょう。

  • 日本の検索エンジンシェア
  1. Yahoo!Japan 49%
  2. GoogleJapan 39%
  3. bing     3%
    (参考:アウンコンサルティング資料)

日本では「Yahoo!Japan」と「GoogleJapan」を併せると、日本の検索エンジンのなんと “88%”を占めています。
Yahoo!JapanではGoogleのアルゴリズムが採用されているため、実際には、Googleは約90%のシェアを占めることになります。

つまり、Googleに対する最適化が重要であることがわかります。

モバイルフレンドリー対策(スマホ対応)

上 記発表の通り、Googleでは、4月21日より、ウェブサイトがスマホ対応している、モバイルフレンドリーなサイトかどうかをランキング要因として使用 されるようになったため、未対応の場合は速やかに「モバイルフレンドリー」なウェブサイトとなるよう対策を行う必要があります。

参考までに、スマホ対応に関するアナウンスとも思わせる、次のような情報が届けられています。

  • Google検索結果の「スマホ対応」ラベル表示
    昨年12月より、スマートフォンからGoogle検索を行った際には、検索結果がモバイルフレンドリーなウェブサイトの場合は「スマホ対応」のラベル表示が追加されました。
    (4月21日以降は、この表示だけでなく、Google検索結果にも影響してくることとなります。)
  • モバイルユーザビリティ上の問題の検出
    Googleウェブマスターツールにモバイルユーザビリティの問題が検出メッセージで表示されるようになりました。
    例:「フォントサイズが小です」「タップ要素同士が近すぎます」など

    例えば、PCサイトをモバイルサイトとして使用していた場合や、フォントサイズが小さい場合は、ユーザーにとっては文字が小さ過ぎる、またボタンやリンク同士が近すぎて押しづらいという問題として検出されます。
    モバイルユーザーに「使いやすさ」や「見やすさ」「情報の適切さ」などの「ユーザービリティ」が提供されているか、という点が重要視されていることが分かります。

では、具体的に「モバイルフレンドリー」なウェブサイトにするための方法をご紹介します。

◆モバイルフレンドリー対策
  1. モバイルユーザビリティレポートの改善
    ウェブマスターツール上に表示される、「モバイルユーザビリティレポート」で示された項目について改善を行いましょう。

    ※ スマートフォンでモバイルサイトにアクセスしたときに、PCサイト用に構築されたPCサイトを表示している場合は、文字サイズが小さいなどにより、モバイ ルフレンドリーと判断されない場合があります。モバイルサイトを表示する場合は、モバイルURLの設定を「/_m/」に設定しご確認ください。
    (レスポンシブウェブデザインをご利用の場合は、この限りではありません)

    >>サイト設定の「モバイルURL」の詳細はこちら
  2. モバイルフレンドリーテストの実施
    モバイルフレンドリーテストは、ページがスマホ対応されモバイルフレンドリーの基準を満たしているかどうか(「スマホ対応」ラベルの条件を満たしているかどうか)をチェックするツールです。
    「モバイルフレンドリーテスト」を行い、フレンドリーであるとお墨付きをいただきましょう。

    >>モバイルフレンドリーテスト(外部リンク)

    また、モバイル ユーザー向けにサイトを最適化するための情報が提供されていますので、下記を参考にしながら対策を行ってください。

    >>バイルフレンドリーウェブサイト(外部リンク)
◆実際の目で感じるモバイルフレンドリー

ウェブサイトの情報を見ていただくのはあくまでも「人」です。
Googleのモバイルフレンドリー対策だけでなく、人間の目で実際に見たときに「使いやい」「見やすい」「適切な情報が提供されている」と感じていただけるよう、最後は、実際にスマートフォンで確認してみてください。

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