突然ですが、Webサイトやメールアドレスは問題なく稼働していますか?
昨今のデジタル化の進展に伴い、企業が所有するサーバーやドメインの管理の重要性がますます高まっています。
しかし、これらを適切に保守せず放置することにより、多くのリスクが企業に直撃する可能性があることをご存じでしょうか。
本記事では、企業がサーバー・ドメインを放置することでどのようなリスクがあるのか、そして適切な管理方法について解説いたします。
サーバーとドメインは、企業のWebサイトやメールサービスを支える重要なインフラです。
しかし、その重要性を認識しないまま放置してしまうと、企業活動に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
サーバーは企業にとって重要な役割を果たしますが、日々の忙しさでメンテナンスを怠ると以下の様なリスクが増えます。
セキュリティが不十分なサーバーは不正アクセスを受けやすく、サイト内容が不正に変更される可能性があります。
企業情報の書き換えや不適切なコンテンツの表示が含まれるなど、企業の信頼を失う原因となります。
サーバーに保管された顧客情報や社内情報が漏れるリスクが高まり、個人情報保護法の罰則強化により、企業に大きな損害を与える可能性があります。
メンテナンスされていないサーバーは、スパムメールの送信源やDDoS攻撃の起点として利用され、知らぬ間に加害者になってしまうことがあります。
セキュリティの不整備により、ウイルスやマルウェアの感染リスクが増し、データの破壊や流出による重大な被害が発生することがあります。
ドメインはインターネット上の「住所」として機能し、企業の公式サイトやメールアドレスの信用性を支えています。
しかし、ドメインの更新を忘れて期限切れになると、自社のWebサイトやメールが停止するだけでなく、悪意ある第三者がそのドメインを取得する恐れがあります。その結果、フィッシングサイトの立ち上げやスパム送信の手段として悪用され、企業のブランドイメージに多大な損害を与える可能性があります。
放置されたドメインは第三者に取得され、偽のECサイト開設などの詐欺行為に利用される可能性があります。
顧客が偽サイトと気づかずに利用した場合、金銭的被害だけでなく、企業に対する信頼も失墜してしまいます。
ドメイン名を使ったメールアドレスを作成され、悪用される可能性があります。
具体的には、同じメールアドレスを作成して身元を偽ったり、そのメールアドレスを使ってパスワードをリセットしアカウントを乗っ取るなどのリスクがあります。
類似ドメインを用いて偽サイトが作成され、ユーザーが意図せずにIDやパスワードを盗み取られ、金銭的な被害にあう危険性があります。
サーバーやドメインのトラブルは、企業に様々な悪影響をもたらします。
復旧作業やセキュリティ対策費用、損害賠償など、多額のコストが発生する可能性があります。
トラブルの調査、復旧作業、顧客対応などに多くの時間がかかり、本来の業務に支障をきたす可能性があります。
セキュリティ事故やサービス停止は、企業の信頼を失墜させ、ブランドイメージを著しく低下させる可能性があります。
人員や資金力に限りがある中小企業にとって、サーバー・ドメイン管理は大きな負担となる場合があります。
リソース不足が深刻化している
中小企業では、IT部門そのものがないことも珍しくありません。
限られたリソースでサーバー・ドメインを管理しなければならないため、専門的な知識不足や管理の手が届かない部分が増えてしまいます。
サーバー・ドメインを管理しにくい状態に陥りやすい
管理ツールや専任スタッフの不在が、メンテナンスを複雑にしてしまい、結果として管理の放置を招く可能性があります。
さらに、サーバーやドメイン、CMSの導入先や取得先、契約先が異なる場合、それぞれ個別に管理する必要があります。これにより、管理はさらに複雑化し、一元的な管理が難しくなります。
サーバー・ドメイン管理を一元化することで、管理コストの削減、セキュリティレベルの向上、運用管理の効率化などのメリットが得られます。
対応漏れを防ぎやすい
すべての管理事項を一つのプラットフォームで把握できるため、ドメイン費用やレンタルサーバー費用などの対応や重要なアップデートやセキュリティ対策の見落としを未然に防ぐことができます。
コストを削減しやすい
別々の管理ツールを利用する場合と比較して、統合プラットフォームを利用することでトータルコストを抑えることができる
効果的な運用を実現しやすい
データやタスクを一元化することで、効率的なワークフローを構築し、迅速かつ効果的な運用を実現できます。
株式会社アントアントが提供するant2 CMSは、「HTMLやCSSの知識がない」「他のCMSでは満足できない」など、Webサイト運営者の声をもとにして生まれた初心者や技術的な知識が少ないユーザーにも直感的で使いやすい設計がされているCMSです。
■ant2 OEMサービスとは
ant2 OEMサービスでは、ant2 CMSの機能を利用して作成したWebサイトを、エンドユーザー向けに自由な価格で販売することができます。
■オールインワン型のサービス
ant2 OEMサービスは、独自ドメインの取得からサーバー契約、CMSを利用してのWebサイトの制作をまとめて行っていただくことができます。
サーバー・ドメイン管理は、企業のWebサイトやメールサービスを安全かつ安定的に運用するために非常に重要です。
放置することによるリスクを正しく理解し、適切な対策を講じるようにしましょう。
特に中小企業においては、リソース不足を補うためにも一元管理やオールインワン型のCMSを活用し、リスクに備えることをおすすめします。
日々のメンテナンスや更新作業を怠らず、企業の信頼とブランドイメージを守りましょう!
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ブース情報:幕張メッセ 展示ホール4~8 小間番号【8A25】
日時:2025年6月11日(水)~13日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)