2025.01.22
こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。
いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
Webサイトのアクセス数を増やしたい場合、SEO対策を行う企業がほとんどです。
SEO対策は勿論ですが、ユーザーにリーチするための要素として近年注目されている「Google Discover」はご存知でしょうか。
SEO対策といえば検索結果の表示順位向上を意識しがちですが、Google Discoverを活用することでこれまでリーチできていなかったユーザーにもアプローチできるチャンスが広がります。
今回は、そんなGoogle Discoverの仕組みと掲載されることのメリット、掲載されやすくするための対策方法についてご紹介します。
Google Discoverとは、Googleが提供するユーザーの興味や関心に基づいたコンテンツを自動的に表示する機能です。
従来の検索は、あくまでユーザーが入力したキーワードに対する「回答」を提示する場所でした。
しかし、Google Discoverは、ユーザーがわざわざ検索しなくとも過去にGoogle検索を通じて収集したデータを活用し、Google側がユーザー用にカスタマイズした情報を先回りして提供してくれるのです。
Google Discoverは、ユーザーの過去の検索履歴や閲覧履歴、位置情報など膨大なデータに基づき、AIがパーソナライズされたコンテンツを厳選して、GoogleアプリやAndroidのスマートフォンのホーム画面上に表示します。
Google Discoverと従来のGoogle検索は、どちらもGoogleが提供するサービスですが、情報へのアクセス方法が大きく異なります。
Google Discover | 従来の検索 | |
---|---|---|
情報へのアクセス | 受動的 | 能動的 |
コンテンツ表示 | ユーザーの興味関心に基づいた情報 | ユーザーが入力したキーワードに基づく情報 |
表示箇所 | スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末 | PC スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末 |
表示方法 | GoogleアプリのDiscoverフィードやGoogle Chromeブラウザの新しいタブぺージなど | 検索エンジンの検索結果ページ |
コンテンツの種類 | 記事や動画、ニュースなど | Webサイト、画像、動画、ニュースなど |
検索目的 | 新しい情報や興味関心の発見 | 特定の情報や探している情報の答え |
Google Discoverに掲載されるメリットとしては、以下があげられます。
Googleは、Google Discoverに表示するコンテンツの選定基準を公表していません。
しかし、以下の対策を行うことが有効とされています。
Google Discoverに掲載されるためにはGoogleにインデックス登録されていることが条件とされています。
コンテンツが Google にインデックス登録されていて、かつ Discover のコンテンツ ポリシーを満たしていれば、そのコンテンツは自動的に Discover の表示対象になります。特別なタグや構造化データは必要ありません。
Googleのクローラーによってインデックス登録されていなければ、Google Discoverの掲載対象にならないため、robots.txtやnoindex設定などによって、クローラーのアクセスをブロックしていないか確認しましょう。
また、新しいWebサイトやぺージはGoogle SearchConsoleを利用してサイトマップを送信するなどしてインデックス登録を行うようにしましょう。
Google Discoverコンテンツを掲載するには、Google検索における重要な基準であるE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を満たすことが欠かせません。
これは、Googleがコンテンツの質を評価するために用いる要素です。
ユーザーにとって有益で高品質なコンテンツを作成し、サイト全体を通じて専門性や権威性、信頼性をしっかり示すことで、Google Discoverに取り上げられる可能性が高まります。
Google Discoverのユーザーの多くはスマートフォンを利用してアクセスしています。
そのため、Webサイトをモバイルフレンドリーにすることが非常に重要です。具体的には、レスポンシブデザインを採用し、ページの読み込み速度を速くすることで、スマートフォンユーザーにとって快適な閲覧体験を提供しましょう。これにより、Google Discoverにおけるコンテンツの露出が向上し、より多くのモバイルユーザーにリーチすることができます。
Google Discoverは、ユーザーに最新情報を届ける役割も担っています。
そのため、トレンドや時事問題に関するコンテンツをタイムリーに配信することで、掲載される可能性が高まります。
また、Google Discoverでは、多くのコンテンツがタイル形式で表示されます。
そのため、ユーザーの目を引き、クリックを促す見出しと画像を設定することも大事です。
ant2 CMSには、Google Discover対策にも効果的な機能が備わっています。
これらの機能を駆使して、Google Discoverへの掲載を目指しましょう。
ant2 CMSはGoogle Search Consoleと連携して簡単にサイトマップを送信することができます。
Google Search Consoleとant2 CMSを連携させることで、Google Discoverへの掲載状況やパフォーマンスを分析することができます。
GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを連携することでCMS上でオーガニック検索の検索キーワードも確認することができます。
ant2 CMSはレスポンシブデザインに対応しており、PC・スマホ・タブレットなど、様々なデバイスで見やすい表示が可能です。
また、ant2 CMSの画像管理機能では、ロスレス圧縮機能も標準で搭載されているため、容量の大きい画像も画像を劣化させずに容量を小さくすることができ、ページ読み込み速度改善に役立ちます。
ant2 CMSはスマホアプリが標準で利用できるため、外出先でも簡単にブログ記事の作成や編集、公開を行なうことができます。
SNSと連携することもできるため、連携して情報を拡散することでユーザーの目に触れる機会を増やすこともできます。
今回は、ユーザーの興味関心に基づいたコンテンツを表示する「Google Discover」についてご紹介しました。
従来のSEO対策ではリーチできなかったユーザーにもアプローチできるGoogle Discoverは、Webサイトのアクセス数増加に大きく貢献する可能性を秘めています。
Google Discoverに掲載されるためには、インデックス登録やE-A-T基準を満たしたコンテンツ作成、モバイルフレンドリーなサイト設計、最新情報の提供が鍵となります。
ant2 CMSは、Google Search Console連携によるインデックス登録の促進、レスポンシブデザインによるモバイル対応など、Google Discover対策に有効な機能を豊富に備えています。
これらの機能を活用して、是非Google Discoverへの掲載を目指してみてください。