2024.11.25
Webサイトは公開した瞬間から、常に最新の状態でなければなりません。
しかし、サイト保守には様々な作業があり、想像以上に時間と手間がかかるものです。
本記事では、Web制作におけるサイト保守作業を効率化し、時間を削減するためのポイントをご紹介します。
Webサイトをスムーズに運用していくためには「保守」が欠かせません。
具体的には、サーバーの適切な管理やセキュリティアップデート、コンテンツの定期的な更新など、多岐にわたる作業が含まれます。
これらの作業は、ユーザーが安全かつ快適にWebサイトを利用できる環境を維持するために欠かせないものですが、その範囲の広さと複雑さゆえに、保守管理に要する時間と労力は決して少なくありません。
膨大な作業時間を招く原因は、大きく分けて2つあります。
Webサイトを運用していくには、実は裏側で様々な作業が発生しています。
これらの作業は、サイトをスムーズに、そして安全に運用するために欠かせないものばかりですが、想像以上に時間と手間がかかるのも事実です。
ドメインやサーバーは、一度契約しただけで永遠に使えるものではありません。
サーバーが寸断されると、多大な損失を被る可能性もあるため定期的な状態確認と更新が必要です。
新しいブラウザバージョンがリリースされた際には、Webサイトがバージョンアップにより正常に表示されない場合があります。
そのため、ブラウザのバージョンアップ・各種デバイスの新機種のリリースがある場合は、Webサイトが正常に表示されるかどうかの確認が必要です。
万が一のトラブルに備えて定期的にバックアップを取得しておく必要があります。
ページが正しく表示されないときや、システムが突然使えなくなるなどの不具合の監視やトラブル発生時には原因究明・復旧対応が必要となります。
ユーザーにとって有益なコンテンツ記事の作成や掲載情報の修正などを随時行う必要があります。
スマートフォンやタブレットなど、様々な画面サイズでWebサイトを快適に閲覧できるよう、レスポンシブデザインに対応することは、もはや必須となってきています。
継続的に安定したWebサイトへの流入を獲得するためには、検索順位をアップさせるための施策を行うことが重要とされています。
Google アナリティクスなどのツールを用いて、ユーザーの動向を探り、サイトの改善を行っていく必要があります。
CMSのバージョンアップを怠ると、セキュリティの脆弱性を突かれて、Webサイトが改ざんされたり、情報漏えいの被害に遭う可能性があります。
例えば、古いバージョンのオープンソース型CMSを使用し続けていたため、脆弱性を突かれ、Webサイトに不正なコードを埋め込まれてしまった…というケースも少なくありません。
CMSは、多くのユーザーに利用されていることから、サイバー攻撃の標的になりやすいという側面があります。
そのため、CMSにも適切なセキュリティ対策を施す必要があります。
不具合や外部から攻撃を受けた際の「事象確認」「原因究明」「復旧」「対策の実施」など、CMSによって各プロセスの操作手順や取れる対策が異なるため、事前に仕様を把握した上で計画を立てておく必要があります。
では、どのようにすれば、効率的にサイト保守を行うことができるのでしょうか。
その答えの一つが、『サイト保守作業時間を削減しやすいCMSを選ぶこと』 です。
具体的に、どのようなCMSを選べば良いのでしょうか?
サイト保守の効率化という観点から、CMSを選ぶ上でのポイントを紹介します。
コンテンツの更新/修正が容易
テンプレートが豊富、プログラミング言語が不要、PCの基本的な操作だけで使える
レスポンシブ対応
PCサイトを作成するだけで、スマホやタブレットなど他のデバイスにも対応したサイトが作成される
SEOに取り組みやすい
SEO対策ツールが搭載されている、アクセス解析ツールと簡単に連携できる
セキュリティ対策がしやすい
セキュリティ対策用のプラグインが豊富、多角的なセキュリティ対策機能が標準搭載されている
バックアップやバージョンアップが手軽
ベンダー側で自動的にバージョンアップしてくれる、専門知識なしでバックアップを取れる
ベンダーのサポートが手厚い
公式サポートが充実している、スタートガイドや操作マニュアルが整備されている
サイト保守作業の時間を減らす!:「ant2 CMS」
株式会社アントアントが提供するant2 CMSは、「専門知識がない」「他のCMSでは満足できない」といったWebサイト運営者の声をもとにして生まれたCMSで、保守作業の悩みを解決してくれる仕組みが詰まっています。
ant2 CMSは、使い勝手や機能性だけでなく、保守作業を減らす仕組みも兼ね備えています。
今回は、Webサイトにおける保守作業と保守作業時間がかかってしまう理由、作業時間を削減するためのポイントをご紹介しました。
Webサイトの運用には必要な保守作業ですが、CMSを利用することで保守作業時間を削減することができます。
是非今回ご紹介したCMS選定ポイントをおさえて、CMSの導入・保守作業削減を検討いただければと思います。
本記事についてさらに詳しい内容を知りたい方へ
Web制作における保守作業の詳細やサイト保守作業に関する実態調査について詳しく知りたい方におすすめの一冊です。
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