無料CMSだけじゃない!有料CMSを使ったサービス展開

2024.09.05

無料CMSだけじゃない!有料CMSを使ったサービス展開

現代のWebサイト運営において、コンテンツの簡単な更新は非常に重要です。そのため、多くのWeb制作会社がCMSを活用してサイト制作を進めています。

しかし、CMSの普及に伴い、選択肢が増えたことで新たな課題も生まれました。クライアントのニーズや技術力、サイトの目的に応じた最適なCMSを選ぶのが難しくなっているのです。多くの企業は無料のオープンソースCMSを利用していますが、より高度な機能を求める声が増えており、有料CMSの需要も高まっています。
こうした背景から、Web制作会社の中には、オープンソース型CMSでのWeb制作だけでなく、CMSの導入や販売を支援する有料のCMSの代理店販売パートナーとなるケースが増加しています。

本記事では、無料のオープンソース型CMSでWeb制作を行う場合に挙げられる課題とCMSの販売代理店となる場合のCMS選定ポイントについてご紹介します。

オープンソース型CMSでWeb制作をする場合の課題

オープンソース型CMSは、柔軟なカスタマイズ性と無料という点から、多くのWebサイトで利用されています。

しかし、オープンソース型CMSを利用したWeb制作については、いくつかの課題があるとされています。
オープンソース型CMSを使ってWeb制作を行う上で、特によく挙げられる課題は以下の4つだと言われています。

無料のオープンソース型CMSを使って制作する際のよくある課題

  1. Webサイトの更新・管理が難しい
    操作が複雑なため、使い方を理解するための学習コストが必要となる場合がある
  2. 機能が少ない
    基本機能にECやアクセス解析機能などが用意されておらず、API連携などが必要となる場合がある
  3. トータルコストが高額になる
    基本は無料で使用できるが、API連携や機能追加のためのプラグインなど手を加えることで最終的にコストが高くなる場合が多い
  4. サポートが不十分
    オープンソース型CMSは海外製のものが多いため、マニュアルなどサポート面で不安な要素が多い

上記のように、オープンソース型CMSは、無料であるというメリットがある一方で、操作性、機能性、コスト、サポート面で課題を抱えているケースが多いといえるでしょう。

では、これらの課題を解決し、クライアントのニーズに応えられるCMSとはどのようなものでしょうか。
ここで、CMSの代理店販売におけるCMS選定が重要となります。

CMSの代理店販売とは

CMSの代理店販売

CMSの代理店販売とは、CMSを開発している会社が直接クライアントに販売するのではなく、Web制作会社などの企業が、CMS開発会社とクライアントの間に入り、CMSの代理店となってCMSを販売するサービスのことを指します。

なぜ有料CMSの代理店販売を行う企業が増えているのか

有料CMSの代理店になるメリット

CMSの代理店になることの主なメリットとしては以下が挙げられます。

  1. 新たな収益源
    CMSの月額販売(ライセンス料)やサポートなどの保守費用により、従来のWeb制作以外の収益を継続的に得ることができる
  2. 顧客基盤の拡大
    既存顧客だけでなく、CMSの販売を通じて、新たな顧客層にアプローチすることができる
  3. ブランド力の向上
    クライアントにとって『使いやすいCMS』の代理店となることで、自社のブランド価値を高めることに繋がる
  4. 他社との差別化
    オープンソース型CMSにはない機能やデザインテンプレートを利用できるため、オープンソース型CMSを利用している企業との差別化を図ることができる
  5. セキュリティの向上
    一般的に有料のCMSはオープンソース型CMSに比べてセキュリティ面で優れているため、よりセキュアな環境を提供することができる

CMSの販売代理店サービスの例:「ant2 OEMサービス」

株式会社アントアントが提供するant2 CMSは、「HTMLやCSSの知識がない」「他のCMSでは満足できない」など、Webサイト運営者の声をもとにして生まれた初心者や技術的な知識が少ないユーザーにも直感的で使いやすい設計がされているCMSです。

■ant2 OEMサービスとは

ant2 OEMサービスでは、ant2 CMSの機能を利用して作成したWebサイトを、エンドユーザー向けに自由な価格で販売することができます。

■CMSの代理店パートナーに「ant2 CMSのOEMサービス」が選ばれる理由

ant2 OEMサービスは、販売しやすい環境が整っています

  1. 提案しやすい価格設定
    1ライセンス(1ドメイン)あたりの卸価格は月額2,000円~(税別)と低価格で、今まで予算が合わなかったクライアントにも提案しやすいCMSです。
  2. サービスすべてを一括管理
    エンドユーザーに販売するプランや機能の制限、ドメインの管理などを一括管理できる管理ツールをご提供しています。わざわざサイトの管理画面まで確認しに行く必要がありません。
  3. 収益の安定性を狙えるストック型のビジネスモデル
    月額提供により毎月固定の収益を確保できる、ストック型(サブスク)のビジネスモデルを構築できます。
  4. 導入から販売までの充実のサポート体制
    すぐに営業活動を開始できるよう、研修から営業資料の雛形や制作時のヒアリングシートなど支援ツールをご用意しています。

代理販売するCMS選定のポイント

代理店として扱うCMSを選定する際には、以下のポイントに注目して選ぶことをおすすめします。

ポイント1操作性

難易度が低いCMS

直感的なインターフェースで、専門知識がなくても扱いやすいかどうか

ポイント2機能

基本機能が豊富・簡単に連携できる

クライアントのニーズに応えられる機能が備わっているかどうか

ポイント3コストパフォーマンス

トータルコストを抑えやすい

導入コストだけでなく、運用中に発生するコストも検討した上でコスパがいいか

ポイント4サポート

サポートの充実性

使いやすさに直結するマニュアルなどが日本語対応しているかどうか、サポート窓口があるかどうか

有料CMSの代理店販売を検討するときのポイント

  • 誰でも更新・編集できる『使いやすいCMS』かどうか
  • クライアントに提案できる機能が複数備わっているか
  • 導入コストだけでなく、ランニングコストも抑えられるかどうか
  • 日本語対応やマニュアルの整備はもちろん、代理店になった場合のサポートがあるかどうか
有料CMSの代理店販売を検討するときのポイント

有料CMSの代理店になるメリット・選定ポイントをおさえて検討しよう

今回は、オープンソース型CMSでWeb制作をする場合によく挙げられる課題と、そういった課題を解決するための有料CMSの代理店検討ポイントについてご紹介しました。

オープンソース型CMSでは対応できなかったWebサイトの制作も有料のCMSを用いて制作することで対応できるようになるかもしれません。
是非、今回ご紹介した有料CMSの代理店になる場合のメリットと選定ポイントをおさえて代理店販売サービスを利用したサービス展開を検討しましょう。

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イベント出展のお知らせ

2024年10月24日(木)~25日(金)に実施される西日本最大級のIT展示会「ひろしまIT総合展 2024」に出展いたします。

イベント出展のお知らせ「ひろしまIT総合展2024」

出展期間

2024年10月24日(木)~25日(金)
10:00~18:00

開催場所・アクセス

広島県立広島産業会館 西展示館
出展ブース:クラウド&情報セキュリティゾーン D-09

〒732-0816 広島市南区比治山本町16-31 [アクセス]

【最寄駅】南区役所前駅(市内電車) 南区役所前・皆実町1丁目(バス停)

入場料

無料

詳しくは『【イベント出展】『ひろしまIT総合展 2024』に出展いたします!(2024年10月24日・25日)』をご確認ください。