2024.07.31
Webサイト制作において、注目されている「CMS」ですが、本記事ではなぜCMSでのWeb制作が良いとされているのか、多くのCMSが存在しているなかでどんなCMSを選ぶべきなのかについて導入時の確認ポイントをあわせてご紹介します。
多くのWebサイトで導入されているCMSですが、なぜCMSを導入する企業が増えているのでしょうか。
CMS導入のメリットとしては以下があげられます。
Webコンテンツを一から作成する場合、通常HTMLやCSSといった言語の知識が必要となります。
しかし、CMSを使用すれば、これらの専門知識がなくてもあらかじめHTMLやCSSが組み込まれているため、非常に簡単にWebコンテンツを制作することができます。
また、コンテンツ制作だけでなく、編集、更新も簡単に行うことができるため自分たちでコンテンツを管理することができます。
Webサイトの制作の案件はあれど、外部に委託しているという企業も少なくありません。
しかし、毎回外注すると、クライアントとサービス提供者の間に仲介者が入ることになり、時間的にも金銭的にもコストが増加します。
さらに、細かな修正や更新の度に外注先とやり取りが必要となり、迅速な対応が難しくなる可能性があります。
多くのCMSでは、事前にデザインやレイアウトが設定されたデザインテンプレートやテーマを提供しているためこれを利用することで、コーディングやデザイン制作に費やす時間を大幅に削減することができ、サイトの一貫性を確保することができます。
多くのCMSは、メタタグ(タイトル・ディスクリプション・キーワード)の管理や画像のalt属性の設定、見出しタグ(H1タグなど)の仕様などSEO対策に重要とされている要素を簡単に管理できる機能を提供しています。
CMSはレスポンシブデザインと呼ばれるパソコンやスマートフォン、タブレットに適したデザインのデザインテンプレートやテーマを提供しています。これにより様々なデバイスで表示崩れを気にせず表示させることができます。
様々な導入メリットがあるCMSですが、種類は大きく分けて3タイプあります。
クラウド型CMSの例:「ant2 CMS」
株式会社アントアントが提供するant2 CMSは、初心者や技術的な知識が少ないユーザーにも直感的で使いやすい設計がされているCMSです。
数百種類に及ぶ自社開発のデザインテンプレートをはじめ、オンラインショップの開設、会員管理、メルマガ管理、LINE連携など、ビジネスに必要な多様な機能が標準搭載されています。利用者数は全国で28,000件以上と多く、様々な業界や企業規模に対応しています。
ant2 CMSは、ユーザーフレンドリーな設計により、直感的なマウス操作だけでWebサイトの編集が可能です。編集したい箇所にマウスを置くと、自動的に編集ボタンが表示されるため、どこが編集可能かが一目で分かります。複雑な操作や技術的な知識を必要とせず、マウスのみで簡単に内容を更新できるため、初心者でもすぐに操作方法をマスターできます。
オープンソースのCMSだと更新が難しい、セキュリティが心配、ホームページにCMSを導入したいけれどどのCMSがいいかわからないといった方におすすめのCMSです。
自社の商材として、自由な名称・価格で販売できる『ant2 OEMサービス』としても提供しています。
ant2 OEMサービスでは、ant2 CMSの機能を利用して作成したWebサイトを、エンドユーザー向けに自由な価格で販売することができます。
初期費用:20万円(税別)
月額費用:2,000円(税別)~
Webサイトは今や会社の顔といっても過言ではありません。そのため、CMSの導入は多くの企業や組織にとって重要視されています。
多種多様なCMSがある中で、どんなCMSを導入したらいいのか、CMS導入時のポイントをご紹介します。
CMS選定で失敗しないためには、まずWebサイトの主要目的を明確に定義することが不可欠です。
さらに、その目的達成に必要な機能が検討中のCMSに備わっているかを慎重に評価することが重要です。
ユーザーなどのコンテンツ管理者にとって、CMSの使いやすさは「Webサイトの目的と機能」に次ぐ重要な選定基準です。
使いにくいCMSを導入すると、運用効率の低下や更新の遅れなどの問題が生じる可能性があります。
そのため、選定時には、可能な限り実際に操作してみることをおすすめします。
長期的な運用を見据え、使いやすさを重視したCMS選定が、効果的なWeb運営に繋がります。
サイト訪問者が急に増えても、CMSがスムーズに動作し続けるか確認しましょう。
例えば、キャンペーン時の一時的なアクセス集中にも耐えられるかが重要です。
また、万が一の事故や障害に備えて、CMSがどのようにデータを守り、復旧できるかを確認しましょう。
定期的な自動バックアップ機能や、簡単にデータを元に戻せる仕組みがあるかがポイントです。
今回はCMS導入時の選定ポイントについてご紹介しました。
CMS導入は初期段階で操作方法などに少し手間がかかりますが、長期的には大きな効率化につながります。
ぜひ、これらのポイントを参考に最適なCMSを見つけ、自社に最適なCMSを導入しましょう。