『新機能!会員管理機能について』

こんにちは。
アントアントのメルマガ担当です。

いつもメールマガジン「ここだけは知っておきたい編」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回はリリースされたばかりの「会員管理」機能についてご紹介します。

会員管理とは

会員管理の機能では、サイトに登録されたユーザー会員に対してお知らせの配信や会員だけが

アクセスできるページを設定することができるオプション機能です。

会員管理機能やその他オプション価格についてはこちら《サービス価格》

会員管理の主な機能

  • お知らせ管理
    条件により抽出した会員のマイページにお知らせを掲載することができます。
  • アクセス制御
    ページへのアクセス制限を会員のグループ単位で設定することができます。
  • 会員一覧
    会員の管理、グループの管理、CSVファイルのダウンロード・アップロードをすることができます。
  • 会員登録設定
    会員登録時に表示させる登録項目(名前やメールアドレスなど会員情報として必要な項目)を設定することができます。カスタム項目も自由に設定が可能です。
  • メール設定
    会員登録時などに送られる各種送信メールの内容、送信アドレスを設定することができます。
  • 画面設定
    会員登録、マイページ、退会などの各画面のページタイトルや案内文を設定することができます。

例えばこんな用途で使えます!

用途1.メールマガジンの配信およびマイページを使用する会員を管理する
用途2.EC会員のデータを会員管理機能で利用できる形式で管理する
用途3.アクセス制限されたページへアクセスする会員のみ管理する
用途4.メールマガジンの配信用会員を管理する

用途別でみる 使用可能な機能と登録必須項目

会員管理機能の利用用途によって必要な機能、会員登録項目が異なります。

■用途1 メールマガジンの配信およびマイページを使用する会員を管理する

使用可能な機能
  • アクセス制限されたページへのアクセス
  • メールマガジンの配信
  • マイページでのお知らせ配信
登録必須項目

メールアドレス・パスワード

■用途2 EC会員のデータを会員管理機能で利用できる形式で管理する
(EC会員の会員データをインポートして会員管理を使用することができます)

使用可能な機能
  • アクセス制限されたページへのアクセス
  • メールマガジンの配信
  • マイページでのお知らせ配信
  • EC会員データへの
    エクスポートおよびインポート
登録必須項目

メールアドレス・パスワード・氏名
郵便番号・都道府県・住所・電話番号

■用途3 アクセス制限されたページへアクセスする会員のみ管理する

使用可能な機能
  • アクセス制限されたページへのアクセス
登録必須項目

ログインID

■用途4 メールマガジンの配信用会員を管理する

使用可能な機能
  • アクセス制限されたページへのアクセス
  • メールマガジンの配信
登録必須項目

メールアドレス

会員登録のインストールから設定完了までの流れ

1.会員管理のインストール

まずは会員管理のインストールから行います。
インストール画面では会員管理をどういった用途で使用するかどの情報で会員を管理することが選択できます。
※設定はインストール後でも変更可能です。

★会員登録時に管理者による承認を必要とする場合は、《管理者にて承認が必要》にチェックをいれます。

会員管理の名称・URL・送信元メールアドレスを入力してインストール完了です!
※会員専用ページURLはインストール後変更できませんのでご注意ください。

2.会員登録設定やページ表示内容の各種設定

【会員登録設定ダイアログ】

《登録設定》

会員登録時に使用する項目やスパム対策のreCAPTCHAの設定を行うことができます。

《カスタム項目》

オリジナルの項目を追加・編集・削除することができます。

《メール設定》

会員登録時などに送られる各種送信メールの内容、送信アドレスを設定することができます。

変更可能なメール項目

  • 仮登録確認メール
  • 登録完了メール
  • 登録完了メール(管理者宛)
  • 承認通知メール ※会員登録が承認された場合に届くメール
  • パスワード再発行メール
  • メールアドレス変更確認メール
  • 退会通知メール(管理者宛)
  • 署名

3.表示レイアウトを整える

会員管理をインストールすると、画面設定の設定に応じた各ページが自動的に作成されます。
会員管理の各ページの表示はレイアウトのパーツ配置にて整えることができます。

【レイアウトダイアログ画面】

レイアウトを変更したいページの上で右クリック>ショートカットメニュー[レイアウト] > [レイアウトを変える]を選択
※会員管理機能をご利用の場合、パーツリストに会員ログインボックスが表示されます。

左側のパーツリストの中から、使いたいパーツを配置したいブロックまでドラッグで移動してレイアウトを自由に組み合わせることができます。

「BASIC認証」と「会員管理」 アクセス制御の違い

アクセス制御機能といえば「BASIC認証」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

勿論、ant2 CMSはCMSの標準機能としてBASIC認証機能も搭載しています。

そこで、「BASIC認証」の利用場面とBASIC認証ではなく「会員管理」を利用したほうが良いとされる利用場面についてご紹介します。

BASIC認証 or  会員管理?

BASIC認証の主な利用用途

  • 公開前・編集中のサイトの閲覧管理
  • 検索エンジンに掲載したくない(クローリングされたくない)ページの管理
  • 特定のユーザー向けページの管理(無料サイトなどの簡易的な会員サイト

BASIC認証ではなく会員管理機能を用いたほうが良いとされる利用場面

  • 有料会員サイトなど個人情報を保有するサイトを運営する場合
    BASIC認証自体のセキュリティは弱く、設定する文字列が6文字程度だと不正アクセスされることもあります。
    しかし、会員管理機能では二段階認証を設定できるためセキュリティ面ではBASIC認証よりも会員管理機能のほうが安心といえるでしょう。
    そのため、不正アクセスによって個人情報流出などの可能性がある場合には会員管理機能を利用することを推奨しています。
  • より限定したユーザー・グループにアクセス制御をかけたい場合
    BASIC認証ではユーザー名とパスワードさえ知っていれば誰でもページを閲覧することができます。
    しかし、会員管理機能ではユーザーだけでなくグループでのアクセス制御が可能となっています。

例えば…

【BASIC認証で下記を設定した場合】

アクセス制御URL ユーザー名 パスワード
(サイトTOP)
123abc abc123

→ユーザー名・パスワードを知っている全員がアクセスできます。
 ※個別ユーザーの判断はできません。

 【会員管理で下記を設定した場合】

《会員一覧からグループ設定》

会員ID ログインID 所属グループ
001 hanako@sample.sample ゴールド
002 taro@sample.sample ブロンズ

《アクセス制御からアクセスできるグループを選択》

アクセス制御URL 所属グループ アクセス許可
(ブログページ)
ゴールド アクセス可
ブロンズ アクセス不可

→会員管理に登録された会員を元に、会員グループ単位で各ページへのアクセス制御を設定することができます。

結局どっちを使ったらいいの?

上に記載しているように今回リリースした「会員管理」機能と「BASIC認証」ではアクセス制御できる対象が異なります。

そのため、サイトの利用用途によってどちらがより適したアクセス制御方法なのかを確認した上で使い分けされることをお勧めします。

会員管理の詳しい動画説明

会員管理機能の画面や詳細はこちらの動画よりご確認いただけますのでご覧ください。

まとめ

今回は一部のグループのみにページを閲覧可能にしたい場合や、会員ユーザーへのお知らせ配信ができる
ユーザー待望の会員管理機能についてご紹介しました。

是非、ant2 CMSの会員管理機能をご検討ください。

次回は「会員管理」と併用することで会員向けにメルマガ配信を行うことができる「メルマガ管理」機能についてご紹介します!