2020.09.02
アカウントのログイン情報の流出
クレジットカードの情報と関連付けなどを行っている場合
⇒クレジットカードを悪用され、身に覚えのない請求をされる可能性があります
メールアドレスとログイン情報の組み合わせを乱用している場合
⇒他のサービスにログイン、悪用される可能性があり金銭的被害にも繋がる可能性があります
スパムメールを他者に送信するための踏み台となり、犯罪を手助けしてしまう可能性があります
そのため、スパム送信者としてブラックリストに登録されたり、メール送信に制限がかかったりと支障がでることがあります
メールアカウント内のアドレス帳に登録されている他者の情報の漏洩、
会社用のメールアカウントであれば会社に関する情報の漏洩に繋がります
⇒これらの影響を受けたうえで、再び狙われる可能性があります
一度メールアカウントの乗っ取り被害にあうことでセキュリティ管理が脆弱とされ、攻撃してもいいドメインとしてリストに追加され、
繰り返し攻撃される可能性が高いとされています。
そのためには、下記の対策を行い、設定・セキュリティ面の問題がないか定期的にチェックを行うことが必要です。
まずは、メールの設定を確認しましょう。
メールアカウントにログインできるか、設定を確認し勝手に変更されていないかを確認してください。
※乗っ取りの犯人のアドレスに全てのメールが転送されるように設定されているなどの可能性があります
もし、PASSの変更などをした覚えがないのにご利用のログインID/PASSでログインできない場合は
システム管理者や各メールソフト等のサポートに連絡する必要があります。
ant2を利用してのメール設定・主なメールソフトの設定方法はこちらをご確認ください。
また、メールソフトの設定には、「通常接続の場合」と「暗号化接続の場合」の2つの設定方法がありますが、
プロバイダーにより暗号化接続が推奨されるため、「暗号化接続の場合」の設定を推奨しています。
(メールサーバーとの通信の際にパスワードが盗まれるのを防ぐために暗号化接続が推奨されています)
暗号化接続変更の詳細はこちら
ウイルス感染チェック(スキャン)しましょう。
チェックをしたうえで、マルウェアが検出された場合にはそのマルウェアのブロック・削除を行ってください。
※マルウェアが検出された状態でPASSの変更を行うと、
新しいPASSも乗っ取りの犯人に知られてしまう可能性があります
ご利用のメールソフトにログインできた場合は、PASSの変更を行ってください。
変更を行うことで、乗っ取りの犯人の不正アクセスを防ぐことができます。
❉注意点
PASS変更の際下記に注意して変更してください
メールアカウント以外にもスマートフォンやPC、アプリなども乗っ取られる可能性があります。
そのため、ネット上のサービスだけでなく各デバイスでもウイルス感染対策が必要とされています。
ウイルス対策用のソフトウェアをインストールしていないという方はまずはじめにウイルス対策ソフトを導入することを推奨します。
ウイルス対策ソフトを導入することで、メールに含まれるウイルスを検知してブロック、
さらにはすでにウイルスに感染している場合にも確認することができます。
新しい脅威は毎日発見されています。
そのため、それらに対応できるように常にウイルス対策ソフトを最新の状態にすることが重要となっています。
※自動更新が行えるようであれば自動更新設定をしておくことをお勧めします。
PCがウイルスに感染していないか、定期的なチェック(スキャン)を行うことで
もしウイルスに感染していた場合にも早急に対応することができます。
ant2ではメールアドレスの不正利用や
ブルートフォースアタック対策として下記が可能となっています。
もし乗っ取りが心配・ウイルス対策ソフトを導入していない方は、一度メール設定の確認やウイルス感染対策をお試しください。
なお、各デバイス等の乗っ取りにつきましては弊社サポート外となっておりますので、恐れ入りますがご利用のデバイスのサポートへご連絡お願いいたします
ant2では簡単にメールアカウントの不正利用・ブルートフォースアタックの対策が行うことが可能となっておりますので
是非この機会にセキュリティ面からもant2をご検討ください。